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「前回はフランクまでの古典期からロマン派までの音盤を取り上げていますが、前回今回で取り上げた音盤は、私の視点から重要と思われる作曲家だけ厚くなっています。私はティトゥルーズ/ド・グリニ/トゥルヌミール/デュリュフレの 4 人をフランス・オルガン音楽史の幹線と考えていますが、理由はグレゴリアンの伝統的典礼性の展開こそ、フランスを語る大きな鍵だと思っているからで、音楽史の教科書的なマーキングではありません。私は一介のリスナーでしかありませんので、オルガニストや音楽学者とは、見方が異なる部分はあって当然でしょう。クライテリアに照らして正しいかどうかを問う前に、裏付け取りに腐心せず自分がどう思ったかを前提にすることこそが、リスナーの歩むべき道というものと確信しているからです」
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