3.

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Brahms : Symphonies Nos. 1-4
( BMG Classics : 69220-2-RV ; 3CDs )
- Symphonies Nos.1 - 4
- Haydn-Variations
- Tragic Overture
Staatskapelle Dresden
Kurt Sanderling (dir)
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Brahms : Symphonies Nos. 1-4
( Capriccio : 10-600 ; 4CDs )
- Symphonies Nos.1 - 4
- Haydn-Variations
- Alt-Rhapsodie
Annette Markert (alt)
Berliner Sinfonie Orchestra
Kurt Sanderling (dir)
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先週、知人宅へ行き久闊を叙してきたのだが、そこでこのザンデルリンクのブラームスの新全集(ベルリン響盤)を聴かせていただいた。偶々台風が到来、夜半は大嵐となった。そんな中、招聘夫妻とも酒に倒れたあと、私一人がずっと晩くまで通して聴いたのだが、素晴らしかった。早速、購入。がっしりした構成力と暖かで分厚い響き、そして何よりヒューマンな表情と表現に咽ぶ。
低弦をベースとした、独逸の伝統的管弦楽バランスにどっしり支えられ、厚い弦のカーテンの向こうから滋味深く響いてくる木管群、さらにザンデルリンクならではの、腰がありながらも柔らかく浸透する表情の彫りの深さ。パースペクティブもいい。感傷よりも歌、そして響きの美しさ! こういうブラームスこそ今あまり聴くことができなくなっているのではなかろうか。最初に第 3 番を聴いたが、第 3 番で聴き惚れたのは久しぶりである。特に第 2 番はまさに生命の充実といってよく、第 4 番も秀演。
新全集は 90 年の録音だが、餓鬼の頃、ドレスデン・シュターツカペレとの全集を聴いた記憶があり、CD 化されているかどうか調べたところ、廉価盤で出ていた。旧盤は 72 年の録音で、18 年ぶりの再録音ということになる。今日は帰宅後、旧盤を堪能した。こちらもよい味わいがある。基本線は新盤と同じだが、違いといえば、この頃のザンデルリンクには少し気負いと生硬さが残る。ただ私は、ソロ・ホルンのビブラートが昔から嫌いで、それだけが非常に残念ではある。
ザンデルリンクのようなブラームスを聴き、幸福感に浸れるのは私だけではあるまい。ブラームスの全集として、時にはこのようなブラームスに戻ってこれることこそ、幸せも一入というものだろう。
3.

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French Opera Arias : Natalie Dessay
( EMI : 7243 5 56159 2 )
- Delibes : " Où va la jeune indoue " from «Lakmé»
- Chabrier : " Il est un vieux chant de Bohême " from «Le Roi malgré lui»
- Ravel : "Arrierè ! Je réchauffe les bons" from «L'Enfant et les sortilèges»
- Meyerbeer : " Ombre légère " from «Le Pardon de Ploërmel»
- Bondeville : " O ciel, pardonne encore... De tout temps la gent masculine " from «L'Ecole des maris»
- Thomas : " A vos jeux mes amis " from «Hamlet»
- Milhaud : " Chers Corinthiens " from «Médée»
- Offenbach : " Les oiseux dans la charmille " from «Les Contes d'Hoffmann»
- Poulenc : " Non, Monsieur mon mari " from «Les Mamelles de Tirésias» *
- Gounod : " O, légère hirondelle " from «Mirreille»
- Sauguet : " O, amour, mystérieux amour " from «Les Caprices de Marianne»
Natalie Dessay (sp), Charles Burles (tn) - *
Orchestre Philhormonique de Monte-Carlo
Patrick Fourniller (dir)
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Ravel : L'Enfant et les sortilèges
( BERLIN CLASSICS : 0091182BC )
- Ravel : L'Enfant et les sortilèges
Ingeborg Springer, Annelies Burmeister, Edda Schaller, Ute Mai, Christel Klung, Roswitha Trexler, Herman Christian Polster, Eberhard Büchner, Horst Hiestermann, Hans-Joahim Rotzsch, Horst Lunow, Maria Croonen etc.
Rundfunkchor Leipzig, Rundfunk-Snfonie-Orchester Leipzig
Herbert Kegel (dir)
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Ravel : L'Enfant et les sortilèges
( DGG : 423 718-2 )
- Ravel : L'Enfant et les sortilèges
Françoise Ogéas, Jane Berbié, Jeanine Collard, Sylvaine Gilma, Camille Maurane, Heinz Rehfuss, Michel Sénéchal, Colette Herzog
Chrs et Maîtrise de la R.T.F.
Orchestre National de la R.T.F.
Lorin Maazel (dir)
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Ravel : L'Enfant et les sortilèges
( TESTAMENT : SBT 1044 )
- Ravel : L'Enfant et les sortilèges
Nadine Sautereau, Denis Sharley, André Vessières, Solange Michel, Yvon le Marc'Hadour, Joseph Peyron, Odette Turba-Rabier, Martha Angelici, Maurice Prigent, Marguerite Legouhy, Claudine Verneuil
Chrs et Maîtrise de la Radiodiffusion Française
Orchestre National de la Radiodiffusion Française
Ernest Bour (dir)
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[附記 : 990821]
本文は略す。何故これを拙き英語で誰宛に書いたのか、記憶がすっぽり抜けている。デッセイについては、2 月のコメントに書いたとおり。
2.

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Brahms : Motets
( Harmonia Mundi : 901122 )
- Fest- und Gedenkspruche op. 109
- Deux motets op. 29
- Deux motets op. 74
- Troi motets op. 110
La Chapple Royale, Paris
Collegium Vocale, Gent
Phillipe Herreweghe (dir)
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数箇月振りに音盤屋に行く。このところ、美国電網店にオーダーするだけなので、久々に店頭に行くと、所期の目的物以外のものまで手を出してしまう。本日の目当てはこの盤だけだったのだが、結局、他盤もつい購入してしまう。
ヘルヴェッヘの「ドイツ・レクイエム」が素晴らしい味わいだったので、モテット集が出ていると知り、すぐに聴きたくなった。83 年の録音だから「ドイツ・レクイエム」よりはかなり前の録音になるが、これもまた、ブラームスの味わいからは通常得られない感触だった。勿論、仏国作曲家のモテットなどに比べ素樸すぎるほど素樸であり、通例のブラームスらしい内省的な深さも捨て難くはある。しかしこの録音では、風景でいえばまさに「万緑」、枯れた地味な宗教的味わいに陥らない、ブラームスの生と抑え切れぬ彼岸への透徹した憧憬が描かれている。私的には、作品 109・110 といった、後期のモテットの方がよかった。作品自体の持つ謐(しず)かなる永遠への視線が、地中へ沈潜していくものではなく、上方世界を眺望しようとする意志的な明るさがある。それこそがブラームスの真なる視線ではなかったかと、そんな思いを馳せさせてくれる。
1.

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Mackerras conducts Delius
( LONDON : POCL-1607 )
- Appalachia - variations on an old slave song
- Song of the high hills
- Over the hills and far away
D. Washington(brt), R. Evans (sp), P. Hoare (tr)
Orchestra & Chorus of Welsh National Opera
Sir Charles Mackerras (dir)
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Zemlinsky Orchestra Works
( CARLTON : 15656 91852 )
- Lyric Symphony op. 18
- Six Maeterlinck Songs op. 13
E. Soderstrom(sp), T. Allen(br), F. Palmer (sp)
BBC Symphony Orchestra, BBC Philharmonic Orchestra
Micheal Gielen (dir - 1), Bernhard Klee (dir - 2)
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Brahms : Ein Deutsches Requiem
( Harmonia Mundi : HMC 901608 )
- Ein Deutsches Requiem
C. Oelze (sp), G. Finley (br)
La Chapelle Royale Colleguim Vocale
Orchestre des champs elysees
Philippe Herreweghe (dir)
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体調を崩していると、音楽による慰めを求める。しかし、そういう時に限って、クラシカルはあまり聴きたくならない。聴いても、ジャズ・ヴォーカルばかりだった。そういう中で浸ったクラシカルが上記の 3 枚である。全然違う種類の作品だが、共通しているのは「歌」があることか。
ディリアスを、ヒーリング・ミュージックとは思わぬが、実際、こういう時分に聴くと、これらの作品−特に私には「アパラチア」−には、何も由縁のない筈なのに、郷愁とともにふんわりと「癒す」手触りのような感覚が残る。「高い丘の歌」の逖い彼方への眼差し、風のごとき清澄感、淡い悲哀を久々に味わうのもいい。
タゴールの詩によるツェムリンスキーの叙情交響曲。かつて聴いたマゼールやクレーの録音は、どうも今一つ距離がある演奏だった。近年、シャイーによる若々しい息吹の薫る演奏が出て、こういう味わいも悪くないと思っていた。しかしこのギーレン盤は、一見地味ながらも、緻密で深い浪漫的思念が濃厚に充溢した見事な演奏である。ギーレンの指揮は、想像力を刺激する。こういう演奏を聴くと、この曲もなかなか捨て難い魅力がある。クレーの指揮による「6つのメーテルランクの詩による歌曲」もいい。
最後にヘルヴェッヘによるブラームスのドイツ・レクイエム。この曲が、こんな一陣の涼風が如き清涼さを醸しうるものなのかと惚れ惚れして聴きとおしてしまう。素晴らしい味わいだ。これもまたブラームスの質感のフレームのうちなのだろう。鈍重なほど質朴で重苦しい量感を、この曲に求める必要はないのだ。最近聴いたケーゲルの名演とは随分違うが、作品の浮力を敷衍すればこういう方向にも行けるのだろう。目から鱗が落ちるとともに、まさかブラームスからこんな癒しを濯がれるとは思わなかった。ブラームスのフレキシビリティを再考するべき実感を得た。
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