4.

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Copland, Jongen : Symphonies pour orgue et orchestre
( SOLSTICE : SOCD 198a )
- Jongen : Symphonie Concertante op.81
- Copland : Symphonie pour orgue et orchestre
Pierre Pincemaille (org ; St-Jean, Perpignan)
Orchestre Perpignan Languedoc-Roussillon
Daniel Tosi (dir)
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この盤、毎度ながら大林師匠にお世話になりました。御礼申し上げます。
デビュー当時は才気走っていたパンスメイユも、どうやらイゾアールなみに「音楽に飽いておられるようになった」のではないかと思う。以前、この風琴奏者のデュリュフレについて取り上げたが、作品に対する共感も分析も感じられず。決して下手ではない人だけに、あまりも考えがなさ過ぎるという点が癪なのだ。
SOLSTICE プロデューサのカルブが満を持しての企画の由。ジョンゲンとコープランドのオルガン協奏曲にパンスメイユを抜擢したのは、このレーベルとしては当然だろう。パンスメイユは相変わらずの体たらくであるが(苦笑)、問題の大半はむしろバックにある(ペルピニャンの地方オケとはねぇ...)。
このジョンゲンの超名作の録音は、数こそは程々ある。だが残念ながら、殆どが管弦楽のレベルが低すぎるのである。この作品の筆頭録音に、未だにフォックス&プレートル盤(註 2)を選ばねばならぬ状況が全てを物語っている(勿論、フォックスは実に素晴らしいのだが...)。
管弦楽の低調な理由の一つとして、売れ行きを求めるメジャー・レーベルでは論外の企画だからである。他方、カプリング作品の選択も難しい。CD 1 枚をオルガン協奏曲に仕立てるために優秀な契約楽団を押さえることは、ほぼ不可能に近い。もし可能としても、ギユーとマータ盤(Dorian)のように、精々、サン=サーンスの 3 番交響曲との組み合わせが、僅かながらのリスクヘッジというわけだ。(註 3)
しかし当盤の組み合わせに見るように、このコープランドの交響曲とのカプリングなら、妥当ではないかと思う。作品の面白さは勿論ジョンゲンには及ばぬものの、この録音でもジョンゲンよりは幾分マシに響いている。それにしても、BPO や CSO あたりが管弦楽を担当してくれるような希望は叶わぬものか...
3.

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A Joyous Celebration! Variations on Christmas Themes
( Musical Arts Association : TCO-11009 )
- Willcocks/Roberts : God Rest You Merry, Gentlemen
- J.S.Bach : "In dulci jubilo" BWV608
- Dupré : "In dulci jubilo"
- J.S.Bach : "In dulci jubilo" BWV729
- Brahms : Es ist ein Ros' entsprungen op. 122-8
- Daquin : Noel No. 10
- Purvis : Prelude on "Greensleeves"
- Tchaikovsky : "Dance of the Sugar-Plum Fairy"
- Milford : Pastoral Dance on "On Christmas Night"
- Baker : Berceuse Paraphrase
- Dupré : Variations on an Old Carol, Op. 20
- Demessieux : Adeste fideles (O come, all ye faithful)
- Callahan (arr.) : Go, Tell It on the Mountain
- Weidermann : Prelude on a Bohemian Carol "Chtic, aby spal"
- Lind (arr.) : Fum, fum, fum!
- Karg-Elert : Chorale-Improvisation on "In dulci jubilo"
- Conte : Meditation on "Silent Night"
- Widor : Toccata from Symphony No. 5
Todd Wilson (org : The Severance Hall, Cleveland)
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この盤、OHS より。但し、レーベル名を見てピンとくる方は大したものだが、クリーブランド管弦楽団のショップでも扱っている。これは、音楽や演奏内容に関する興味は全くなく、改修後のセバランス・ホールの音響と復活した E. M. Skinner オルガンがどのようなものかの興味だけである。この経緯に就いては、過去の日誌で代用するが、長く煩わしいため、読みたい方はソースでご覧ください。
近接録音気味であり、残響や間接音が豊かに録られていないため、ホール全体の音響という点ではわかりにくいが、確かにこのスキナーの楽器は素晴らしい。私にはこの楽器を反射板で隠蔽したセルという人の気が知れない。
2.

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Villa-Lobos : Rudepoema / Dancas
( MARCO POLO : 8.223552 )
- Danca Frenetica
- Dancas caracteristicas africanas
- Danca dos mosquitos
- Rudepoema
Slovak Radio Symphony Orchestra (Bratislava)
Roberto Duarte (dir)
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前月がブルックナーにシベリウスという、謂わば「詰め将棋」のような管弦楽に没したせいか、管弦楽法の百花繚乱、極彩色のテクスチュアに触れ、快闊な気概に浸るべく求めたものである。
一般的な評価はともかく、ヴィラ=ロボスは本当に面白い。「Bachianas brasilieras」は別格としても、彼の管弦楽作品は「Discovery of Brazil」組曲やこの録音にある Danca の類を聴くと、混沌たる無方向的な音の動き、変幻窮まりない輝度とニュアンスとを持った、実にスリリングな作品が多いことがわかる。特にこの録音中、その傾向の最たる妙味は「モスキート・ダンス」に尽きる。蚊の群れの音描写というのは、実のところそれ自体が(隠蔽的)擬態であって、真実は大中小にわたる波動のエキセントリックな螺旋的分散と集中なのである。10 分に満たぬ小品ながら、演奏に使われるパワーは相当ではなかろうか。特にこの変転激しい音の色彩感覚と動作は、ヴィラ=ロボスの骨頂ではないかと思ったりする。
擬態音楽探訪の中では、ランゴー(Rued Langgaard)のピアノ作品「Insektaruim(昆虫記でしょうかね)」(註 1)に並ぶ奇天烈な面白さとは思うが、グラデーションの渋さに惹かれるモノクロ世界のあとには、32 bit フルカラーの威力を体内に染み込ませたいという欲求に相応しい音楽であったわけだ。
1.

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Famous Dutch Organs
( Brilliant Classics : 99745 ; 10CDs )
- St.Laurenskerk, Alkmaar ; Leo van Doeseler
- St.Bavo, Haarem ; Piet Kee
- St.Jan Kathedraal,'S Hertogen-Bosche ; Ton Koopman
- Grotekerk, Zwolle ; Wouter van den Broek
- Grotekerk, Breda ; Wouter van den Broek
- Stevenkerk, Nijmegen ; Wouter van den Broek
- Grotekerk, Maassluis ; Ton Koopman
- St.Martinikerk, Groningen ; Wim van Beek
- St.Jacobijnerkerk, Leeuwarden ; Jan Jongepier
- Waalsekerk, Amsterdam ; Ton Koopmann
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まずは、その名のとおり「於蘭国著名風琴達」箱組音盤である。実家から疲弊して戻ってきた松の内、風琴音盤探検隊長の音盤報告で存在を知る。偶々その日、大林師匠と会食することになり、途中、新橋のキムラヤで拾う。10 枚箱ながら、税込みで参千圓もしない!
Brilliant Classics ゆえ原盤が存在するわけだが、10枚中、6 枚はオランダの Fidelio レーベル、Koopman の 3 枚が Novalis。Kee だけ Guild の LP 音源の由。廉価でもあり、持っていない音源もあろうかと思い買ってみたのだが、実際、Novalis のコープマンの中途半端な JSB 全集(コープマン得意の途中放棄で全 6 枚、現在はこのセットも Brilliant Classics がリリースしている)は全て持っており、Fidelio の方も自宅で確認したところ、6 枚とも存在しているという勿体ない結果に終わった。全体的に演奏レベルは悪くないので、蘭国の風琴探訪を御心算の方には、予習用(或いは思い出用)として買い得である。
余談ながら、上記風琴奏者中、デセラー(Leo van Doeseler)は、2003 年 3 月に武蔵野市民文化会館にお目見えする予定と聞いている。
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